ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

バンクーバーの鏡

服装問題もありましたが、無事国母くん(東海大)ハーフパイプで入賞しました。
経費削減のためか「終わったやつからとっとと帰れ!!」という帰国でしたが、
その時はノーネクタイでシャツをちゃんと入れて、
「ある程度ちゃんとしたスタイル」で帰ってきました。
マスコミへの対応はまだまだですが、「っるせーな」と言っていた時よりかは、
だいぶ順応してきたのかな、と思います。


国母問題については徳さんが3日にわたりブログに書いています。
私としては一番意見を聞いてみたかった徳さんが早めにアップしてたので、
徳さんの考えが速く読めて良かったです。
亀田問題のときもそうですが、彼の場合は叩かれている側にも視点を当て、
冷静に、時には怒りも交えてブログを書いているあたり。
とにかく色々な見方が出来ることはうらやましいな、と思ったりします。


ラストの「ダブルコーク1080!」はちょっと「ハーフパイプかっけー!!!」というところもありますが(笑)。
私も見ましたけど、国母くんがラスト大技をやろうとして、コケかかったり、
金メダル確定したのにショーン・ホワイト(アメリカ)の2回目ワザのキレっぷリのすさまじさ!
バンクーバー終了後の27日にはトヨタビッグエアーもあるんで、
気になる人はそちらを見てほしいと(ホワイトが出場したことがX-trail jamもあるけが、スポンサーが日産のためか現在休止中・・・)。


と、27日にやや話が脱線しましたが、
徳本くんのブログで「インタビューを見てみると記者が国母をそう仕向けるような質問をしているように見受けられた」と、
ありましたが、残念ながらマスコミの中にもゴミのような人、
皆さんがネットで使ったりする本当の「マスゴミ人」って実在します。残念ながら。
すべてのマスコミをマスゴミとするは、木を見て森を見ず、または逆なように思います。
むしろ、「マスゴミ人」が多いからそう言われるんじゃないのか?とも思うこともあります。

ちゃんとして取材されている記者の方もいます。
先日も仕事で某チームの番記者やってる記者とお話ししたんですが、
練習や試合だけでなく、プライベートでも本当に選手をよく見てますし、
選手の様子を見て、いいタイミングで話をしないとダメなこともある、と、
ざっくばらんにお話をステージの裏でしていただきました。
時には記事で「愛情の一撃」を書いてチームに発破をかけることもあって、
ファンの方からも声を掛けられていました。


本当はそうでなければならいのですが。



実は、仕事上お世話になったこともあったので、
この方「マスゴミ」というのは非常に心苦しいのですが。
国母くんのようなケースがないように、
また自分がこうならないよう、気を引き締める意味で、ちょっとこの話を。


徳さんに、地元放送局の対談コーナーの出演をお願いしました。
徳さんはコメント能力はとても高いものがあり、
インタビューも「やりやすい」といわれていました。
通常は質問と答え(ま、当たり障りのないように、国母みたいにならないように・苦笑)を台本にし、
本人に送るのですが、徳さんはいくつかの質問を送り、
時間内で話を進めていくやり方で、ディレクターが決めました。


とういわけで、朝いちの打ち合わせは徳本さんが来てから詰める、ということで時間がちょっと空いたのですが、
そんなときに、徳さんのインタビューを担当する穴が一言こう言いました。
(もうマスゴミさんなので以下穴で)


「・・・ってもさぁ、徳本って格好ばっかで結果出してねーんじゃねーの??
アテネや世界陸上行く気ねーんだろうなー!ハハハ!」



ちなみに、この人スポーツ実況穴です。
選手にはヘコヘコして話聞きながら、実際はこんな心で伝えてたのかぁ・・・。
徳本くんを知っているだけに、机の下で手のこぶしを握りしめていたのを覚えています。
公開スタジオ(今は経費削減で無くなっています)で、クマーもやってきたのですが、
この話は事前にクマーに伝えてたのですが、
「こいつ、挨拶しても適当にしか返さんかったし、話したくなかった」と。
「なんか、(穴が)トクがしくじるところを狙うようなインタビューしよったけど」
といつものようにウスターソースどぶ漬のアジフライを食べながら夕ご飯のときに話をしていました。


残念ながらこの年はこの穴のいうように五輪・世界陸上にトラックのでの出場はできませんでした。
しかし、ひざのけがなどの困難を乗り越え、
今年ニューイヤー駅伝ではチーム最年長メンバーとして、日清食品グループの優勝に貢献しました。
またマラソンにも取り組み、そこで五輪・世界陸上の日本代表に向け頑張っています。


今は取材が難しい落合の地でドアラがどうしているのか、くらいしかわかりませんが。
この穴のような人たちがもし国母くんの「ちっ、るーせーなー(怒)」とかを引き出していたのであれは、
今回の件は、マスコミも考えておかねばならない問題かもしれません。