ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

三が日駅伝反省会

あちこちにマモノが勃発した箱根駅伝も終わりました。
(でも優勝した駒大の皆さんはズームインとスッキリ!出演が待っています)

箱根駅伝復路も含め、三が日駅伝(ニューイヤー、箱根)を、
反省会という形で振り返ってみたいと思います。

ともかく総合力でまとめたチームが上位に来たな、と思いました。
ニューイヤーのコニカミノルタには、
松宮兄とアレックスというエースがいましたが、
箱根往路優勝の早大、総合優勝の駒大には、
絶対的エースがいない状況での優勝でした。

「え?竹澤忘れてね?」という声もありますが、
竹澤は坐骨神経痛などの故障を抱えての出場でしたので、
万全エースの活躍ができるという状態ではありませんでした。
その竹澤のフォローをうまくほかの選手がしてくれたために、
往路優勝ができたのではないかと思います。
しかし、復路では帰り道に強い駒大がうまく力を発揮できたと思います。

竹澤くんはあと1年ありますが、
駒大の安西くん、堺くんなどは実業団へ進んでいきますので、
ニューイヤーは大幅に情勢が変わってくると思います。
今まではコニカミノルタ中国電力そして日清食品の「3強」でしたが、
(日清は優勝経験がないがトップ3常連だったので一応強に入れてみた)
今年の入賞圏内チームと、
4月から入るルーキー次第では大きく変わっていくと思います。


あと、冒頭でも書きましたが今年の箱根はあちこちに「マモノ」が勃発しました。
3校途中棄権は今までの箱根駅伝の中で、
あり得ない状況だったのではないでしょうか。
急いで改善をしなければならない部分も多いでしょうが、
クマーは「運営管理車」についているスピーカーが「マモノ」だ、と思ったそうです。

以前は「伴走車」という形で、
自衛隊のジープに監督がトラメガで声をかけるシステムがありましたが、
交通事情の理由で伴走車が廃止されました。
その後、監督が集団で移動して、
一定の「声かけポイント」で声をかけるというシステムだったのですが、
どうも「運営管理車」が事実上の「伴走車」になっているようです。
スピーカーも取り付けていますし、監督の声も丸聞こえです。
(駒大の大八木監督はいらないと思うのだが)

しかし、これが選手にプレッシャーをかけてしまい、
結局力みすぎてケイレンなどを起こさせてしまったのではないだろうか、
とクマー。

あとは全国放送が進むにつれて、
エンターテイメント化が進んでしまい、
さらに選手にプレッシャーがかかってしまうのもどうか、とのことでした。
箱根駅伝はあくまで関東大会であり、
事実上大学駅伝全国大会は全日本大学駅伝(テレ朝)になります。
盛り上がるのはいいことだけど、
やりすぎて商業ベースになってしまってないだろうか?
それが選手にプレッシャーをどんどん与えてるんじゃないか?と。

ここまで来たら日テレさんにやめてください、というのも無理なので、
どこかで学生スポーツであることの線引きをする必要があるのかもしれません。
箱根駅伝は選手にとってあくまで競技の通過点となる大会であり、
世界陸上やオリンピック、そしてフルマラソンへ進むためのステップとするならば、
距離も含めて運営を改めて見直す必要があるかと。

途中棄権した選手の中には、
来年も走り続けることが決まっている選手も多くいます。
早く環境を整えて、
彼らの心が走ることへ向かうことができるようにしてもらいたいです。

そういえば。
順大(5区小野が途中棄権)には、
法大4年のときに途中棄権した徳本一善日清食品)が、
大学院にいるというのはなんという縁なんだろうか(今年4月でM2)。
小野は次期キャプテンとのこと。
順大でも練習をしている日清キャプテン徳さんがいることは、
小野にとっては非常に心強いはず。

ともかく、辛いことをばねにして今年の飛躍にしてもらうことを願いまして、
3が日駅伝反省会終了します。


つたない文章でしたが、
3日間更新実況お付き合いくださいましてありがとうございました。
今回、3日間連続1000ヒット超えは自己新更新です(爆)。

中川しょこたんの足元にはとうてい及びませんが(そりゃそうじゃ)、
今年も男子長距離(駅伝マラソン含む)メインで、
いろいろ書いていきますのでよろしくお願いします。
今年はできれば現場でいろいろ書いていきたいと考えています。
都道府県対抗も携帯電池をフル装備で現地更新する予定ですが、
なんか某お父様主導でいろいろ計画が立っておりまして・・・(滝汗)。

駅伝よりそちらのレポートがメインになりそうです・・・うーん。

もちろん日清食品ニューイヤー優勝は諦めておりません(爆)。

今回ほしなっちの活躍は収穫でした。
あとは4月に入る北村・皆倉・座間のルーキートリオに期待しましょう。
(座間くんはまず故障回復が優先)


○1/5追記
今回の箱根駅伝に関して、
復路スポーツナビで更新解説をしたキャプテン徳さんが自身ブログで総括を寄せています。
法大時代、自分の途中棄権のことも含め、
数々の大学駅伝で解説をこなした徳さんならではのコメントです。

トレーニング・研究の合間に結構取材もしてるようです、徳さん。