ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

熟慮・勉強したうえのご応募をおまちしています

○マクドナルドチャンピオンキッズ日本代表選考:日本マクドナルド
オリンピックの公式スポンサーでもあるマクドナルドが、
北京オリンピックに小学生と保護者を招待、
選手に直接会ったり、選手村訪問などというオリンピックを中心とした、
国際交流の日本代表を選ぶ、という企画。
(ちなみに日本枠は8人。保護者1人同伴)

このネタを知ったのは現場にて、
マックのバイトの子(マック用語でクルーという)が、
サンプリングしていたクーポンで知りました。
でも、マックの携帯クーポンも非常に便利なんですが(汗)。

持って帰ってクマーに見せると。

「うーん。これは本当に実施していい企画なんかな。特に今の中国で」

そりゃ、もし宏香さんが小学生であれば、
クマー個人の目的を果たすことが最優先で、
陸上限定で応募しているところでしょう(汗)。

しかし、クマーはこの企画については疑問を感じていた様子。

反日感情高まる中国に行って、
もし、子供がこの現実を目の当たりにしたら、どうなるかのう・・・」

うーん、そうですねぇ・・・。

今までの国家主席の政治方針が愛国政策で、
ある意味盲目的な愛国主義の若者が増えたために、
アジア杯サッカーでも日本に対する激しいブーイングや、
過激化したあまりペットボトルを投げ込むなどのマナー違反が問題視されていた。
今でも解決されたかどうか疑問が残る中、
見学に来た競技場で、
もし参加した子供に何か起ったときのはどうするのか。
興奮したあまり、平気で通りすがりに殴りそうな気もする。

そういえば。
中国で「がんばれ」というはを油を加えると書いて「加油」というそうだが、
その意味もなんとなくわからないでもない。

そういった面をきちんと子どもに踏まえたうえで参加させるのが、
一番ベストなんだろうが、
そこまで親が知識を深め子供に伝えられるか、
またはマクドナルド側がそこまで子どもにレクチャーできるのか、
選考スケジュールを見ると時間がないというのが正直なとこ、とクマー。


・・・というところで親子の会話は終わったのですが。


しかし、この話をした数日後に起こった四川大地震


街1つが壊滅する規模の地震の被害はともかく、
ひたすら国家高揚に走ろうとしてしまい、
結局現実を見なかったあまりに何事も遅れを取ってしまい、
被害が増えていく様子を見ると、
本当にオリンピックは大丈夫なんだろうか?と不安に思ってしまうのである。
(あと、地震で放置気味にされたチベット問題もあるが)

不安要素が非常に多いのではあるが。
お子様と一緒に「現実」をともに味わえる貴重なチャンス。

と前向きにお考えの方。北京に行っても大丈夫だと思います。



なお、派遣日程に陸上は含まれていません。残念(こらこら)。
派遣日程中の開催競技はJOCのPDFファイルからどうぞ。