ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

代表選考は家族で挑む時代

○最後のいすに赤羽、佐藤=世界陸上マラソン代表:時事通信
GW明けて男女ひとつずつ残っていたベルリン世界陸上代表枠。
ロンドンマラソンで2時間9分台を出した佐藤敦之中国電力)と、
大阪国際女子で2位だった赤羽由紀子(ホクレン)に決定しました。


北京五輪で完走選手最下位となってしまった佐藤敦之は、
この後も積極的にロード・クロカンに参戦。
レースを積むことで調整をした結果、というところ。
一方の赤羽は北京五輪はトラック。今回の世界陸上ではマラソンでの代表入りです。


さて、この滑り込み佐藤敦之・赤羽由紀子に共通しているのは、
家族総力戦で競技に取り組んでいること。
佐藤敦之の奥様は中距離選手の美保さん。
現在は所属していたナチュリルを退部、福島から広島へ引っ越してご主人のサポートに専念中。
一方赤羽由紀子は結婚→出産を経てトップクラスに。
ご主人で家事もこなす専任コーチの周平さん、ユウナ姫こと娘の優苗ちゃんとともに、
3人4脚でレースに臨んできたのはおなじみです。
もちろん、北京に続きベルリンには娘も一緒に連れて行き「チーム赤羽」でレースへ臨むとのこと。


北京では悔いの残るレースだった二人、
ベルリンではリベンジしたいとのことですが、佐藤家・赤羽家ともに、
家族総当たりになりそうです。


代表以外にも大島健太(日清食品グループ)・めぐみ(フリー)夫妻も、
めぐみ選手の出産後は家族で代表を目指したい、とのこと。
チーム赤羽の影響はかなり大きいようです。
不況で実業団運営が厳しいのですが、
日本のママさんランナーが第一線で活躍できるようになるといいなぁ。



なお、補欠は高橋謙介(トヨタ自動車)、森本友(天満屋)。
北京で補欠も稼働出来なかったことを踏まえ、今回は補欠解除はなし。
高橋も森本もベルリンへ同行しレースまで「待機」だそう。