ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

=自分かもしれない

会社帰りや合間にに読んでいた
南条あや卒業式まで死にません(新潮文庫)
をようやく読み終えた。
読んだあとは、ううーん。
まったく自分のことがまる写しにされてるんじゃと思った(汗)。

私も、実際彼女と同じように、
小中学校のときのいじめで苦しみ、
不登校寸前だったのに、それでも無理やり学校に行ったためか、
大学でうつ病を発症、延々周期もわからず繰り返す。

そして、今では番組で取り上げつつも、実はまったく理解してない上司が
自分の席の近くで光っている仕事しているし(ぼそり)。
しかも、今週は全国労働衛生週間ですよ、一応

うーん。
妙な矛盾を感じざるを得ないのですが。

その話はもう終了ということで。

話はそれちゃったけど、
まぁ、この本、ただのネット日記ではないです。
明るい、ちょっと毒のある文体であるけど、
実際はもっと深いものを突きつけられます。
あと、文中服薬してた薬の名前見かけて妙な親近感を覚えたり。

幸い、薬大量一気飲み、リストカットは今のところないのですが、
私もいつそうなるのか分からない不安。
その病気に関して、まだ理解すらない社会の現状。

まぁ、上司に読んでほしい本ではあるんだけど、
多分、
「じゃ、なにがいったいオレにわかってほしいわけ??」


うーん。
だからもともと地方出身なんだから
嫌みったらしいエセ東京しゃべりはやめなさい、ってしかいえない(ぼそ)。

かなり話はそれましたが、
何も考えないで読んでいると頭ガツンってやられます。
そんな本です。