ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

今日の福岡での出来事。

○福岡と佐賀で震度6弱:Yahoo!トピックス
ホントにびっくりしました。
まず。ご心配をおかけした皆さんすみません。
コメント欄でいただいたMiNaさん、イヴニング息子。さん。
宏香さんはこの通り「まだ生きてるよ」(by槇原敬之)ですのでご安心ください。

ひとまず、「噂の京太郎」から5時間後の地震までの流れ。

○時間の流れ。
6:00 ホテルの部屋で朝ごはんを食べ、ブログを打ちながらメイク。
     ホテルの朝食では間に合わないため、部屋で食べる。

7:10 大阪方面のスタッフさんとコンビニへ。メグミルクの飲むヨーグルト調達。

7:15 ホテルから徒歩5分の現場入り。

7:30 全員集合し、社員と打ち合わせ。前日出席しなかったので、
     前日分の申し送りも一緒に受ける。

8:30 前倒しで開場。中高生部門の予選の審判に入る。

9:00 中高生の決勝進出者決定。

9:30 小学生以下、大人部門の予選。
     小学生以下の子供の世話を焼くどころか、
     「言うことを聞かない子は失格よ!」と脅す(こら)。

10:00小学生以下には持参カード・ルールのチェック。
     興奮してすでに準備するお子様もいたりして難行苦行。

10:40ようやく予選説明。このあたりから揺れている、と言うスタッフさんもいた。

10:50宏香さんなんとなく揺れを感じる。
     しかし「体調不良」と思っていた(汗)。

10:53地震発生。

その後はもう大変というか、
地震というよりもまず、参加者の安全を考えました。
地震発生当時、私の担当は小学生部門だったため、
「ジェットコースターみたい!!」とはしゃぐ子供たちを、
「ふざけちゃダメ!!ほら!机の下に入れ!!」と
強引に机の下に入らせる。
福岡ではあまり地震がないためか、
どうも「体感マシーン」程度しか思ってないらしい。
私は以前芸予地震で被害にあっていたり、
阪神淡路大震災で、実際に報道直前にいたので、
地震の怖さをある程度知っていたので、
この危機感のなさはどうかなーと思いました。

それよりもびっくりしたのが親の反応でした。
はしゃぐ子供とは一方的に、
「ともかく、帰らせください」
と恐怖にこわばった顔で訴える母親。
泣きじゃくる小さい妹がいたからかもしれないけど・・・。

「今、余震の恐れもあります。もう少し待っててください」
「大丈夫ですよ、一度に出ると大変なので待っていてください」

子供より親なだめてたよなぁ(汗)。

それよりも、自分たちの子供の震災教育しろよ、と毒づくのは、
崖から突き落とすような行為なので今日は中止。

とりあえず、参加者の安全を確保し、
交通の手段などを確認出来次第帰っていただきました。
大会が中止になったことで、

「なんだよ〜。地震くらいで中止にするなよ」

と毒づくガキ;お子様がいたので、

「今、どういう状況かわかる?
外は信じられないくらい大変なことになってるんだよ。
このままで大会が出来ると思う?」

ヤンクミみたいに凄んでみました。
子供ならともかく、20歳のいい年をした男の子が、
避難誘導中に、
「おれ、○○さん(ジャッジの女性)にサインもらおうかなー」
とのんきに行ってたのがもうダメというかなんというか(怒)。
さすがに怒りました。

長文となってしまいましたが、
ホント、こういう現場にあった時に、
自分が何をしなければいけないんだろう、
何を情報として伝えなくてはならないんだろう。
そして、地震の恐ろしさが風化していたり、
スマトラ沖地震のように自分には関係のないことのように考える子供の多さに、
愕然としたり、落ち込んだり。
ホント、色々考えさせられました。