ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

変わるもの、変わらないもの、変わって欲しいもの

陸上小ネタを少々。

○高橋尚子引退、すでに極秘帰国28日会見
今朝のワイドショーでもトップニュースになっていましたが、
高橋尚子(ファイテン)が競技引退を発表。
午後に会見を開くとのことで、
恐らくミヤネ屋か2時っチャオ!のどちらかで生放送されるかと。

所属先のファイテン陸上部が今年いっぱいで廃部、
高橋尚子の契約は継続と発表した矢先での引退発表ですが。

土佐礼子三井住友海上)も引退を示唆、
北京欠場の野口みずきシスメックス)も競技は継続するものの、
復帰大会は検討中というさなか、
北海道マラソンでは佐伯由香里(アルゼ)が優勝、
日本選手権で激しく争った福士佳代子師匠(ワコール)や、
家族一丸で戦うママランナー赤羽由紀子(ホクレン)が、
フルマラソンに向かっているあたり、
女子マラソンも大きく変わっていくんだろうな、と。

一方、地元の中国新聞の紙面では、
高校駅伝ニューイヤー駅伝の外国人区間限定に伴い、
中国実業団駅伝も外国人区間を採用するというニュースが、
大きく取り上げられていました。
(WEBでは掲載無し。おいおい)

競技の競り合いをより多くするため、ということですが、
外国人を「排除」した日本選手権では、
オープン参加でペースメーカーとして外国人を再び出場する方向。
正直、兵庫リレカや織田記念の国際大会では、
ダビリ(小森コーポレーション)やマサシ(スズキ)、
ゲディオン(日清食品グループ)などの実業団勢、
モグス(山学大→アイデム)やダニエル(日大)の大学勢の外国人勢に、
置いてけぼりを食らっているのが現状。
(外国人グループの数十メートル後で日本人が争ってるからなぁ)
しかし、北京五輪のフルボッコぶり、
マラソンでは日本育ちのワンジル(ケニア、現在フリー)に完敗、
となれば、外国人区間限定は2年くらいでニューイヤーの2・5区のように、
NG区間のみと変わる可能性が高いかもしれないですねぇ。


外国人選手問題といえば、
去年実業団を解雇された2人のケニア人選手が、
不法在留で入管されたというニュースも。

でも、愛知県はともかく、
新潟で駅伝もやってるチームはあそこしか思い浮かばなかった(爆)。

働きながら技術も身につけて競技もできることがウリのチームだったのだが、
故障の際の保障はナシってバレバレになってしまったようで。
解雇された二人は入社した名古屋の部品会社にチームを作ってもらい、
リハビリを終えハーフマラソン大会で復帰する予定だったとのこと。

しかし、入管の「無名チームだから」という理由はどうなのかしらん。
「実業団選手権出場実績○回」とかいう基準はあるんだろうか。

実業団だけでなく、留学生でも故障したり不調の際には、
消えていった、消されていった選手も多い。

今回浮き彫りになったこの問題も、
陸上だけでなく外国人選手を抱える実業団スポーツで、
外国人の出場制限より、真剣に取り組まなくてはならないことかもしれない。