ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

The Average Man Keeps"Running"

今日もMステに出ておりましたが、
槇原敬之のアルバム「Personal Soundtracks」が19日に発売されました。
宏香さんはもちろんフライング気味で購入しました(爆)。
あと1回フライングすれば失格です(違)。

うちの祖母が、

「なんで話すときはあんなに愛想ええのに、
歌うときにはあんな『しぶちん』なんかね?」

※しぶちん:渋い顔をするという古い広島弁と思われる

とひたすら40に近い槇原さんの心配をしていました。

確かにデビュー当時に比べれば、
眉毛の八の字角度がだんだん狭くなってますけど(爆)。

とりあえず、コンサートでは、
「大阪の芸人のようなMCをする」ということで理解してもらいました(ぉぃ)。
(そういえば、東方神起もマッキーを歌のうまい芸人と思っていたな)



さてさて。今日の余談はこの辺りにしまして。

今回のアルバムには、
世界に一つだけの花」の「オンリーワン」を解釈を進めた曲、
「The Average Man Keeps Walking」がラストに入ってます。

NHK総合「SONGS」にて、
槇原敬之自身が「世界に一つだけの花」のオンリーワンを、
比べることをやめる、と間違った解釈されているという状況だったので、
この曲を作った、と語っています。

世界に一つだけの花」については、
実は「嫌いだ」とブログで公言した人がおります。

日清食品グループのキャプテン、徳本一善です。

マネジメント会社の契約で現在はamebloを使っていますが、
その前はYahooでブログを展開していました。
2年前の7月9日のブログで、この曲が嫌いな理由を述べています。
(昔の話を引っ張り出してすみません)

徳本くんは、そのときはスランプに陥っていた時期で、
たまたま出た結婚式でこの曲を歌うことについて、
「傷をなめあうような甘っちょろい曲」と表現しています。

ナンバーワンにならなくてもいい、という出だしで、
反発したのは彼だけでなく、
スポーツ選手の中には表に出さなくとも、抵抗感のある選手も多いと思いましたが。
やっぱりな、と徳本くんもマッキーも好きな自分としては思いました。

徳本くんにはマッキー版も聴いてもらいたいな、と思っていて2年。

SONGSでは、
「Only OneはOne Of Themでもあるんだよ」という意味で、
誰か一人のために輝けるんだよ、という意味で、
「The Average〜」を出したと語っていました。

しかし、徳本くんのブログを読み進めていると、
強調している文章があります。

個性とは、結果を残して輝くもの。

徳本くんは、世界に一つだけの花」で、
既にマッキーの本来の意図をくんで、
さらに「The Average〜」のイメージをつかんでいた、
と思うのは考えすぎかもしれませんが。

でも、徳本くんが「誰かのために輝きたい」と、
世界に一つだけの花」に反発しながら本来の思いを汲んでいたのを、
マッキーが曲に、さらにサビにしてしまった、いうのは、
あまりにも見事すぎるserendipityなのかな、と思うこのごろです。

セレンディピティー【serendipity】
求めずして思わぬ発見をする能力。思いがけないものの発見。運よく発見したもの。
(Yahoo辞典:大辞泉より引用)

この曲が日産自動車提供の番組テーマだというのはさておき(ぉぃ)。

徳本くんの今までの陸上人生を考えると、
Average=平均というのは当てはまらないのですが。
(いや、平均以上にぶっ飛んでいる)

「The Average〜」で出した槇原敬之からの回答に、
徳本一善がどう走ることで答えていくのか、
2年がかりで偶然につながった二人のやり取りを
見ていきたいと思っています。

うまく言葉にできませんで、
こんな文章になってしまいました。すみません。