ただならぬ気配。

ただならぬ気配を感じてるのかどうかわからないまま、生活する宏香さんの日々。

高田純次的治療法

黄砂がやってきて、アレルギーが悪化してしまい、
咳が1カ月近く続いておりました。
最近、吸入薬と抗アレルギー剤(これが強烈に眠たくなる)のおかげで、
咳も出なくなってきたのですが、

今度は右の肋骨に痛みが走るようになりました(汗)。

最初のうちは軽かったので、
普段運動しない宏香さんが、
イベントで段ボールや長机などホイホイ持っていたのが、
蓄積して遅れて筋肉痛になってしまったのか?

やっぱりイベントで「お姉さん」は無理があるのか?
まだ「お姐さん」は大丈夫だが(爆)

あまり気にしないようにしていたのですが。

ところが、ここ1週間は寝返りを打ったり、
起きたりする時に激痛が走るように。
いつも風邪を引いたときに利用する病院に整形外科があったんで、
休みの日に駆け込みました。

ある程度のデータはあるので(そこは電子カルテで共通化されている)、
簡単な問診をして、診察を待つことに。
女性自身を呼んで待っていたら、
(呼ぶんじゃなくて読むんだろ・汗)

「宏香さーん」

「はーい」

人のよさそうな看護師さんに呼ばれ、
中に入ると、60代位の男の先生が横にスタッフを従えて待っておりました。


え?そんなに偉い人なのかこの先生?


「おー、何か重い荷物持ってた?」


い、いきなり質問ですか。


「えー、そんなことはないですが・・・。1ヶ月くらい咳が止まらなくて」


「1ヶ月くらい咳がね・・・・」


カルテに書いていく先生。


え?ここは電子カルテじゃなかったっけ?


「・・・咳が治まったあたりからひどくなった、と。打ってる?」


「あ。先生、すいません(汗)」


先生に言われてあわててスタッフさんがキーボードをたたく。


横のスタッフさんは秘書でなく打ち込み要員だったらしい。

いつも見てもらう内科の先生は私と同じくらいかそれより若いので、
たいてい症状を聞きながら自分で打ち込んでいたんですが、
どうも中高年の先生にはこの電子カルテ苦労している様子。

先生大変だな〜と思いながら、レントゲン室へ誘導され、
肋骨あたりの写真を撮影。
レントゲンができて診察室へ戻ってきたら。

先生、虫眼鏡でレントゲンと格闘中。



「あのね〜」


「はい?」


「あ、いや、違うよ。となりのスタッフに話かけたんで」

その後打ち込みスタッフさんと先生が話しこむ。
一体こちらへいつ話を振ってくれるんだろう・・・。


「とりあえず、痛み止めいる?」


「ああ、もらえるならください」


思ったようにカルテに入力されないのか、
横のスタッフと話し込む先生。

原因は一体、と聞こうと思ったその時。

カルテ画面に映し出されたもの。
(この病院では患者さんにも入力画面を見せるようにしている)


肋骨軟骨骨折。

お、折れてるじゃないでつか(滝汗)。


やっと入力内容に納得したのか、先生がこっちに話を振ってくれた。


「まぁ、あんまり体をひねったりしないことだねー。



あと、薬屋さんでアリナミン買っておいで」


え。こちらで処方しないんですか(爆)


先生のあまりにも天然ぶりに圧倒されていると。


「とりあえずバストバンド持ってきてー」


固定するために、バストバンドを看護師さんが持参。
ミシュランのTシャツ1枚で病院へ来たので、
Tシャツの下へバストバンドを巻こうとしてくれたのですが。


「うーん、肌着の上からつけたほうがいいんだけどなぁー」


「でも、先生、この患者さん(宏香さん)、Tシャツだけです」


「まぁ、いいや。この上から付けたげて」

結局。


ビバンダムの上からバストバンド。

あのー。このあと処方箋持って薬局行くんですが(汗)。。

結局。

バストバンドのまま処方箋持って薬局行ってきました。


かーなーりおおらかで天然な先生。

こんな先生だけど、患者さんには人気があるそうで。